資格試験に挑む夏
ようこそお越しくださいました🤗
風の又二郎です。
実はこの夏、ある資格試験に挑戦しておりました📝
その試験とは…
危険物取扱者(乙種第4類)試験
でございます。
「乙4」と略されることが多い試験でして、ガソリンスタンドやタンクローリーなどの仕事をされる方には必須の資格となります。
少しでも同じ試験に挑まれる方の参考になればと思いまして、今回はその体験記的な記事を書きたいと思います。
目次を付けてありますので、読みたい見出しからお読みいただければと思います👍
危険物取扱者とは?
ここでいう危険物とは、消防法に定められている固体または液体の物質のことで、引火性や自己反応性、酸化性などの性状を有するものを指します。
世の中に存在する全ての危険物ではなく、ガソリンなど特定の物質を指し、気体は含まれないのが特徴です。
そもそも危険物取扱者とは【甲種】【乙種】【丙種】の3種類ございまして、今回受けた乙種は当該の危険物のみ取り扱い&立ち会いができるもの、甲種は全ての危険物を取り扱うことができ、受験には実務経験等を必要とするもの、丙種は特定の危険物(ガソリン、軽油、灯油、重油など)の取り扱いのみができる資格となります。
危険物は第1類から第6類に分類されておりまして、乙種第4類とはこのうち第4類の危険物のみ取り扱い及び立ち会いができます。
試験内容
試験科目は次の3つです
・危険物に関する法令
・基礎的な物理学及び基礎的な化学
・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
「危険物に関する法令」はザックリ言えば消防法についての内容で、15問出題されます。
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」は読んで字の如くですが、高校1〜2年生レベルの本当に基礎的な内容の物理と化学でして、10問出題されます。
「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」は第4類危険物(ガソリンや軽油、ベンゼンなど)の性状や、火災の種類による消火の方法、消火設備の種類などについて、10問出題されます。
各科目とも6割以上得点できないと合格できません。
例えば「危険物に関する法令」が満点でも、その他の科目で6割以上の得点が取れないと不合格になります。
テキストの選び方
今回使ったテキストは高橋書店さんから出版されている「乙種第4類危険物取扱者 合格テキスト&問題集」という本です。
著者の方は大学で危険物取扱者を目指す学生にも講義をされていると書いてあったので、それに賭けた感じですかね?
ワタクシのように心得が無い方が独学で危険物取扱者を目指す場合、絵やイラストが豊富でイメージしやすいテキストを選ばれることをオススメします。
もちろん暗記する項目が大半ですが、イメージしながらの方が理解しやすくなる項目も多いですから、そのあたりはご自身に合ったテキストを選ぶようにしたいものです😊
勉強法
ゼロから乙4取得を目指す方も多いと思いますが、ワタクシがやってみて効果絶大だと感じた勉強法を共有したいと思います‼️
それは…
物理・化学を最初に勉強する
でございます。
正式には「基礎的な物理学及び基礎的な化学」ですが、これ以降は「物理・化学」と略させていただきます。
理由といたしましては、この科目の内容が乙4全体の基本に通じているからです。
例えば「引火点」という言葉、物理・化学の科目を勉強すると出てくるんですが、この引火点という言葉は他の科目でも頻繁に出てきます。
物理・化学の科目で学習する内容は、危険物の基礎と言えるような内容ですし、要は意味がわかっていないと理解が進まないってことです。
ちなみにワタクシは…
基礎的な物理学及び基礎的な化学
⬇️
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法
⬇️
危険物に関する法令
この順番で勉強を進めました。
個人的に法律や規則などを覚えるのが好きってのもありますが、実際に勉強した感じからもこの順番が一番しっくり来るんじゃないかと思います👍
物理・化学が合否の分かれ目と言われておりますので、特に文系でこの科目が苦手だという方は是非試してみてください♫
あとはテキストを学ぶだけではなく、過去問や予想問題を通して知識をアウトプットしてみることも大事です👍
消防試験研究センターのHPに過去問が出ていますが、ごく一部しか掲載されていませんので、もっと問題を解きたいと思った方は過去問.comなどのサイトを参考にしてみてください。
試験について
試験は先述の通り全部で35問、全て選択肢が5個の択一式で出題されます。
マークシート方式ですので、誤マークには十分注意が必要です⚠️
試験時間は2時間、開始35分経過しますと退席可能です(もちろん再入場不可)。
時間はたっぷりありますから、何度も何度も解答をチェックされることをオススメします。
問題文も良く読まないと、勘違いしやすかったりする問題が混在しているのが特徴でして、「適切でないものはどれか?」「正しいものはどれか?」「非水溶性の物質のみの組み合わせはどれか?」など、何を聞いているのかしっかりと理解した上で解答をマークしましょう。
言うまでもありませんが、マークシート方式ですから当日は鉛筆かシャープペンシル(あと消しゴムも)を必ず持参しましょう。
まとめ
今回の記事をざっくりまとめますと…
・危険物取扱者試験は各科目6割以上の得点がないと合格できない
・勉強は「 基礎的な物理学及び基礎的な化学」から始めると取り組みやすい
・テキストで学んだら各科目ごとに過去問や予想問題を解いてアウトプットし、また次の科目をテキストで学んだら問題を解いてアウトプットする、この繰り返しが効果的
・問題はよく読んで何を問われているのかしっかり理解してから解答をマークする
こんなところでしょうか?
これから危険物取扱者(乙種第4類)を目指す方とって、少しでも参考になりましたら幸いです😊
合格率33%前後と厳しい試験ではありますが、ワタクシのように危険物取扱者とは全く無縁だと思っていた人間でも合格することができましたので、しっかり取り組めば決して無理ではないと思います👍
あとワタクシが心がけていたのは、勉強を楽しむということです。
ワタクシも結構後がない状況で受けた訳ですが、それでも勉強していくうちに楽しくなってきてしまいましてね、これが合格への近道だと確信して楽しく勉強させていただくことを心がけていました📖
やり方は三者三様ですが、ぜひご自身にマッチする方法で勉強を進めてみてはいかがでしょうか??
危険物取扱者試験に限らず、資格試験に挑まれる全ての方に合格が届きますように💮
最後までご覧いただき、ありがとうございました😊
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